沿革・由来|学園の理念|金蘭千里中学校・高等学校

金蘭千里中学校・高等学校

大阪府吹田市藤白台5丁目25番2号【→アクセス

学園の理念

沿革・由来

金蘭千里学園、および金蘭会学園の生い立ち

黎明
1905年 明治38年 創立
大阪府立堂島高等女学校(現在の大手前高校)の同窓会金蘭会が女子教育振興のため金蘭会高等女学校を創立する。
1925年 大正14年 独立
創立20周年を機として金蘭会より独立し、その後は金蘭会高女の同窓会芳友会員中より学園の理事が選ばれ経営の主体となる。
1948年 昭和23年 改組
学制改革により金蘭会高等女学校を金蘭会中学校と同高等学校とに改組する。
1963年 昭和38年 短大創設
短期大学(家政科)を創設する。
創設
1965年 昭和40年 金蘭千里中学校・高等学校創設
千里ニュータウンの北公園内に新たに金蘭千里中学校・高等学校を創設し、同時に短期大学を大阪市内より同地に移転。
2003年 平成15年 大学創設
千里金蘭大学を創設する。
発展
2005年 平成17年 分離独立・新校舎竣工
金蘭千里学園として金蘭千里中学校・高等学校が独立し、新校舎が竣工する。
2013年 平成25年 校章ロゴタイプを制定
参考:『校章ロゴタイプに関する基本仕様規定(PDF)』
2015年 平成27年 創立50周年
参考:金蘭千里50周年改革特設サイト
2016年 平成28年 創立PLAN2020始動
 

校名・同窓会名の由来

校名『金蘭』
二人同心其利断金 同心之言其臭如蘭

 『金蘭』の名称は易経の説明書である繋辞伝の中の『二人心を同じうすればその利(と)きこと金を断つ、同心の言(ことば)はその臭(かおり)蘭の如し』の文よりとったものです。これは「志を同じくするものが協力一致すれば何事でも成し遂げることが出来る。また立派な心を持っている者同士のことばは蘭の花の香のようなかぐわしい雰囲気を醸し出すものである。」という意味です。

同窓会名『尚友』
以友天下之善士為未足、又尚論古之人、頌其詩、読其書、不知其人、可乎、是以論其世也、是尚友也

 『尚友』の出所は『孟子—萬章下篇』の中の『以友天下之善士為未足、又尚論古之人、頌其詩、読其書、不知其人、可乎、是以論其世也、是尚友也』からとったもので、「友達というものは類をもって集まるものであるが、天下での優れた人物を友達としても、なおかつ満足できなければ、さらに昔にさかのぼって、古の聖人や賢人を論じて友達とするものだ。だが、いかにそれら古人の作った詩を吟じ、その著した書物を読んでも、その作者の人物を知らないでいったいよいものだろうか。だから、さらに進んでその古人の活動した時代を論及していかねばらなぬ。これがつまり『尚友』、すなわち『さかのぼって古人を友達とする』ということなのだ。」という意味です。また、吉田松陰の士規七則の第五にも『人古今に通ぜず、聖賢を師とせずんば、即ち鄙夫のみ。読書尚友は君子のことなり。』とあります。さらに、「尚」には「尊ぶ」という意味もあり「友達を大切にする」という意味にも通いるところから、『尚友』を同窓会の名称としました。

金蘭千里中学校・高等学校 校歌「母校讃歌」 渋谷俊男 作詞/栢本義臣 作曲

北摂の山 見霽(みはる)かす
      生気あふるる 千里にぞ
      ところを占(し)めて 聳(そび)ゆるは
      2013年1月・学園の理念
      これぞ栄(はえ)ある わが母校
      学びの功 顕(あら)はれて
      輝くその名 世に布(し)けり
      誇りも高し 金蘭千里
かたみにこころ 一(いつ)にして
      強く励まば 堅き金(かね)
      断つ利(と)き力 出で来なん
      かたみにかはす ことのはの
      まことしあらば 蘭のごと
      かぐはしき香を 放ちてん
      訓(おし)へも深し 金蘭千里
集(つど)ひつ去りつ替るとも
      若き血潮のたぎちもて
      ひとしく負へる使命にぞ
      ひたに努めんたゆみなく
      日影あまねく照るところ
      望みゆたかにみちみちて
      ゆくても明(あか)し金蘭千里
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校章ロゴタイプの由来

マーク部分
校章(男子帽章)+女子胸章→リニューアル後

 マーク部分は、学園設立時にこめられた理念の継承を重視し、なおかつ現代の社会情勢において、より共感を得やすくすることを目標 としました。そのため、デザインの改変は必要最低限にとどめています。具体的には、男子/女子で分かれているマーク(帽章/胸章) のうち、校章とされている男子の帽章に、女子の胸章のデザインを融合させつつ、造形的なブラッシュアップを施したデザインとしました。

ロゴ部分
金蘭千里中学校高等学校ロゴタイプ

 今回の校章ロゴタイプのリニューアルにおい て制作されたロゴ部分は、「先人(古人)から学び、真面目で、実直であることを重視しながらも、重苦しくならない、洗練されてすっきりとした印象を与える」ことを目標とし、「洗練+品位」をコンセプトに制作されています。具体的には、モダンなゴシック体を基本としつつ、線や骨格に隷書体や楷書体の伝統的な書体の要素を取り入れています。 それにより、可読性とすっきりと清潔感のある印象を持ちながらも、品格を感じさせるデザインになっています。日本文字の下部に附属する英字部分は、古典的で洗練されたローマ碑文系の書体、Trajanを選択しています。

マニュアル
校章ロゴタイプに関する基本仕様規定 校章ロゴタイプに関する
基本仕様規定
(PDF/1.2MB)

 本マニュアルは、平成24年12月に金蘭千里中学校・高等学校の校章ロゴタイプの制作/ リニューアルに伴い、作成されました。本マニュアルの内容は、金蘭千里中学校・高等学校の校章ロゴタイプの原則的な使用ルールを説明するものです。