金蘭千里中学校・高等学校

中高一貫・男女共学

大阪府吹田市藤白台5丁目25番2号

TEL:(06)6872-0263

ひとびと

生徒

学校生活と受験

城田優輝さん

大阪大学歯学部

(高校…サッカー部→大学…準硬式野球部)

高2まではサッカー部の活動や学校行事などに打ち込み学校生活を満喫。高2で本腰を入れた数学の勉強を突破口に成績を伸ばし、小4から決めていた志望校、大阪大学歯学部に現役合格。

親の勧めで入学
いろんな面で楽しめた!

 金蘭千里は「入学してからの逆転がすごい」と親にすすめられて入学しました。いざ入ってみると、いい友達がたくさんできて、行事もたくさんあって、部活にも入って。シンプルに「楽しいな」と思えることばかりでした。高2の文化祭のお化け屋敷では。企画から製作まで、率先してアイディアを出しました。自然研修のスタンツではクラスのみんなにのせられて欅坂46のセンターに(笑)。高2では先生からの推薦をいただいて卒業式の送辞を務めることができました。

顧問の先生と
衝突した部活

 中3の時、部活で納得がいかないことがあり、顧問の先生と衝突しました。今なら「なぜ、あんなことで」と思うのでしょうが、当時は未熟な子どもで、曲げられない性分というのもありました。でも高1の時、進路講演会で「サッカーは続けることに意味があった。6年間、辛くても最後まで続けたことで見えたものがあり、受験も頑張ることができた」という卒業生の先輩の言葉に感銘を受け、顧問の先生に自分の非礼を謝罪に行き、先生も受け入れてくれて部活に復帰できました。

日々の成長確認に
20分テストを活用

 金蘭千里といえば毎日の20分テストですが、2つの意味があると思っています。1つ目はテストに備えて中1からコツコツ勉強し、確実に力を付けていくという意味。これは普通の学校で言えば中間・期末の定期テスト的な意味になります。2つ目は自分の実力を試すいわば「毎日模試」として活用するという意味です。僕が勉強に本腰を入れたのは高2からだったので、毎日その時点での実力を測るためにも20分テストを活用していました。普通の学校の定期テストや模試であれば数カ月に1 回しか自分の伸びを確認できませんが、20 分テストは毎日あるので、苦手分野のあぶり出しや日々の実力伸張の確認に大いに役立ちました。

小4で決めた
志望校に合格!

 大阪大学歯学部を志望するようになったのは小4の時でした。小学生の頃、前歯が生えてこないなど歯に重篤な問題を抱えていて、大阪大学歯学部附属病院に通っていましたが、先生がとても優しく、地域の歯科医院ではなかなかできない高度な治療をしていただき、憧れを抱きました。そしてその志望は大学受験に至るまで一度もぶれることがなく、初志貫徹して合格、入学しました。入学後は、重篤患者の治療ができる「歯科医療の最後の砦」になりたいいう思いで、日々精進しています。

高2で数学に目覚める!

 勉強を本格的に頑張り始めたのは高2から。きっかけは高1 時から担当してくださった厳しくもあたたかな数学の先生との出会いでした。自分で主体的に数学の勉強を始めてみると先生の数学的な力と教え方の素晴らしさに気づき、その先生に認めてもらいたくて、自分にとっての「愛する参考書」を1冊、高3の夏まで何周もやり込み、阪大合格レベルに達しました。数学ができるようになると、物理、化学等の理系科目も自然とできるようになりました。1つ得意教科を作ることで、自信がつきます。今振り返ると、数学と英語は一朝一夕にはできないので、早くからこつこつとしっかり準備するべきだと後輩に伝えたいです。

出会いと環境に感謝

 金蘭千里の先生方はいい意味でクセが強い人ばかり。先生から受ける刺激はとても大きかったと思います。質問に行った際には、必ず「頑張ってるか? お前なら大丈夫や」など前向きになれる声をかけてくださいました。また、大人になってからもずっと関係が続くであろう親友とも出会うことができました。校舎も綺麗で清掃が行き届いており、自分が頑張ろうと思った際ストレスなく勉強に打ち込め、自分の背中を押してくれる環境だったからこそ、自分は大学入試に合格できたのだと、今改めて母校に感謝しています。