民族学博物館見学国際理解を深める本校では、毎年、中学3年生を対象に、学校近くの万博記念公園内にある国立民族学博物館の見学を行っています。日本人が広く世界の平和と発展に貢献するためには、世界の国々や地域で暮らす人々についての正しい理解が必要です。本校では、その具体的な学習の一環として国立民族学博物館の見学を実施しています。 社会科教育の柱として生徒たちは、中学の社会科で学習する各分野の知識を活用し、世界に対する認識と理解を深めながら、博物館見学を含む研究成果を卒業レポートにまとめています。 何を調べるの見学のためには、中学の2年生で、レポートのまとめ方を軸に、地域の調査方法・発表の方法を修得します。 中学3年生では、テーマを生徒たちが選んで、前もって図書館などを利用してテーマについての資料を調べ、見学の際、実物でしか判らないことを調べるカギを見つけておきます。 さあ!見学しょう生徒たちは、予めテーマについて地域ごとに分担を決めていますので、館内に入場したら、目的の地域展示室に向かって散らばります。そこで色々と調べるのです。館内の展示物は、そのままではどう使ったりするのか分かりませんから、ビデオテークを使って、実際の使用方法などを理解します。 世界に向かって発進中学で学ぶことは、ほんの入り口にしか過ぎません。高校での海外研修、大学へ進学しての海外旅行、社会での活動を通じて、さらに国際理解を深めていきます。国立民族学博物館の見学は、まさにその第一歩となっているのです。 平成19年度民族学博物館見学平成19年10月6日(土)、中学3年生全員が参加しました。 |