私のしごと館見学
1.趣旨
進路学習の一環として行なうもので、将来の進路選択に向けて職業に対する興味・関心を高める。
2.日程
平成19年7月19日(木)
3.参加生徒
金蘭千里中学校第二学年 144名 (引率教員 6名)
4.集合から解散まで
8:20 | 学校に集合 |
8:30 | バスにて出発 |
9:45 | 私のしごと館到着 |
10:15 | しごと体験開始(Uしごと体験ゾーン) |
11:30 | 映画鑑賞開始(Tしごと探索ゾーンのしごとシアターを利用) |
11:50 | 昼食 |
12:25 | 適正検査・職業データベース利用開始(Xしごと情報ゾーンのセミナールームを使用)
【1〜5組のうち、4、5組は適性検査・職業データベース→昼食→映画鑑賞の順番で行いました。】 |
13:20 | 展示学習開始(Tしごと探索ゾーン、Vしごと歴史・未来ゾーン、Wじぶん発見ゾーン) |
14:30 | 私のしごと館をバスにて出発 |
16:00 | 学校到着、解散 |
5.生徒の様子について
私のしごと館に到着してすぐに事前に決めていた職種に分かれて仕事体験に取り掛かりました。生徒たちはTVスタジオの仕事ではアナウンサーとして原稿を読んだり、消防官の仕事では消火活動を行ったりと、担当者の方の熱心な指導の下、真剣にそして楽しそうに活動していました。
1時間の仕事体験の後、しごとシアターにて20分間映画を鑑賞しました。内容は衣・食・住をテーマに自分達の身近にあるものがどんな人たちの仕事によって支えられているのか、インタビューを交えて上映しており、静かに見入っていました。
昼食の後、セミナールームに移動し、係員の方の説明を聞きながら、生徒たちは2つの作業を行いました。
(1)職業適性診断システム(職業レディネステスト)
職業選択の準備段階にある中高生を対象として、職業興味の程度や方向性、職業についた場合の自信の程度等の診断、職業情報を提供してくれます。100問以上の質問に対して自ら答えていくことによって診断が下され結果がプリントアウトされるので、生徒は非常に真剣に質問に答えていました。
(2)職業データベース
これは、自分が少しでも興味・関心を持っている職業について様々な情報を得ることができるシステムで、生徒は時間が経つのも忘れてPCに向き合っていました。各職業に関して、実際にその職業についている方のインタビューなども見て聴けるので、生徒は目を輝かせていました。
その後の展示学習ではゲストカードを差し込んで楽しめる自分発見オリエンテーリングポストを利用したり、タッチパネルに触れて流れる映像を見たり各自の関心のある分野について知識を深めていました。
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生徒の感想
黒田さくら
私のしごと館」に行って、私は職業に対する考え方が変わりました。今までは、将来の事なんて今考えなくてもいいのではないか、
何にも興味がないという考えでした。けれども、今は将来の事は分からないけれど、少しそれについて考えてみよう、何か心ひかれるものがきっとあるはずだと思っています。
しごと体験をすると、思っていたよりそのしごとがおもしろくて難しかったので驚き、刺激的で考え方をかえた一つのポイントになりました。職業データベースでは、職業に関する様々な情報をみることができて自分のなりたいものや興味深いものがなんとなく見付けられました。
今まで、自分の中になかったしごとに対する興味や将来の夢を探してみようという意欲がわいてき
て、自分にとってすごく良い体験になったと思います。
煦艨@理紗子
私は仕事体験では「宇宙開発」を体験しました。この仕事を選んだときははっきり言ってそんなに興味があったわけじゃありませんでした。ただ、今理科の授業でやっていて、星を見たりするのが嫌いじゃなかったので選んだだけでした。でも実際に体験してみて、とても面白かったです。私は地上から宇宙にいる宇宙飛行士に指示を出す役で、電気などの故障を直すのを指示しました。初めのうちは、ちゃんとできるか不安でしたが、シナリオ通りにやると案外簡単で、みんなすんなりとできました。でも、本当の仕事は、シナリオもないし、自分の指示で失敗したりしたら、と思うと大変な仕事だなぁと思いました。とても貴重な体験ができました。
自分にあっている仕事を診断してみると、自分は研究者に向いているかもということでした。さっきの体験をした後で、少し天文学研究者になってみたいなぁと思い始めていたので、なんとなく嬉しかったです。それで、パソコンで天文学研究者を調べてみると、実際にはどのようなことをしているのか。どうやったらなれるのか、などがとても細かく書いてあって、とてもためになりました。また夢は変わるかもしれないけど、なりたい職業を自分で決めて、しっかり就けるようになりたいと思いました。
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