国語科本校の国語科は各学年週6時間の授業時間を、「国語1」と「国語2」に分け、それぞれ授業を展開しています。(高2・高3の文系には別途「国語3」(週2時間)の授業があります) 具体的には以下のような形を取っています。 中学校
中3の半ばで中学の教科書を終わらせて、高校の「国語総合」の教科書の先取り学習に入ります。 平安時代の人々はどんな暮らしをしていたのだろう?まだ何を愛で何に涙したのだろう?−古典の世界への入口として「国語便覧」を用いて古典文学の背景を学んでいきます。 以下の教材を用いて古文・漢文の学習を開始し、基本事項をすべて学んでいきます。 国語の力の基本は読書にあります。読書の習慣をつけていくためにも、生徒は月に一度読書ノートを書き、自らの読書について記録し、考えます。 教科書の不足分を補い、実戦的な国語力を身につけていくために、問題集で問題演習を行っていきます。 【中学校で使用する本校オリジナルの「読書ノート」】 高等学校
「国語総合」の現代文分野を高1の半ばで終わらせた後は、「現代文」の教科書に入り、高2の終わりまでにすべてを学習していきます。 大学入試に向けて問題演習によって実戦的な力を習得していきます。 「国語総合」の古典分野を終わらせた後(中3の段階でほぼ終わっています)は、「古典」「古典講読」の教科書を用いてさまざまな文章を購読していくことで、中学段階で身につけた基本を確かなものにしていきます。 教科書を1学期までに終わらせ、大学入試に向けた対策を、問題集を用いておこなっていきます。 高2・高3の文系において、特に記述論述の力を身につけるために、問題演習をおこなっていきます。 中学校に引き続き、大学入試を突破できる実力を身につけるため、高1、高2段階から、授業中、ならびにコース(補習)中、などを利用して、問題集で問題演習を行っていきます。また、漢字や文学史などについても、必要な副教材を利用して繰り返し身につけさせていきます。 以上が大まかな授業の形となりますが、その他にも各学年において、発達段階に応じたさまざまな工夫や、必要に応じたきめの細かい指導がなされ、総合的な国語力の養成が図られています。 |