社会科本校の社会科(地歴・公民科)では、通常の授業・20分テスト以外に以下のような校外学習・自主研究を行っています。 1.国立民族学博物館見学中学3年生の地理の授業の一環として、万博公園にある国立民族学博物館に見学に行きます。学年全員をいくつかの少人数のグループに分け、事前にテーマを選ばせ、下調べレポートと見学後の調査レポートを提出させます。秋の一日、生徒たちは広い万博公園に遠足気分で集まり、熱心に展示物を見学しています。レポート集は製本の後、学校の図書館に置かれ、下級生達も参考に見ることが出来ます。 2.裁判所見学公民や政治経済の授業の一環として、大阪地方裁判所の見学を行います。大人数は無理ですので、例年夏休みの一日を利用して、中学2・3年生か高校2年生を対象に希望者を募ります。建物内の見学や、実際の裁判の傍聴、また裁判官や廷吏の方から説明を受けます。この行事に参加して、法曹界に進みたいと思った生徒も多くいます。 3.租税教育作文コンクール税に対する関心と理解を深めるために、国税局・納税貯蓄組合連合会が主催する、租税教育作文のコンクールに毎年、中学2年生と高校2年生が参加します。中学生・高校生それぞれの発達段階に応じたテーマを各自が考え、身近な事からグローバルな視野のものまで、自由に書いて応募しています。例年数名が優秀賞等に選ばれ、表彰を受けています。 4.歴史レポート中学1年生の歴史では、各自の家の近所の史跡・歴史的建造物などを調べてレポートを提出します。近辺にそのような物がない場合は、旅行先等遠方でも良いし、歴史に関係ある博物館や美術館の見学レポートでもかまいません。実物を見る事で、歴史を身近に感じてくれればと思います。また、同様の試みは高校2年生の日本史授業選択者についてもおこなわれ、見違えるように立派なレポートが提出されます。 |